Claude Monet's Water Lilies In MUSÉE DE L'ORANGERIE

皆様、こんにちは!日本はゴールデンウィークに入り、スポーツやご旅行を楽しむ方も多いと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?モナコも春爛漫で週末は気温が20度を超えて、初夏を思わせるほどの良いお天気でした。私はパリにて、この爽やかな季節を楽しみました。日曜日の朝早く…スニーカーを履いてテュルリー公園を目指します。ランニングをしている人、ゆっくりお散歩する人、ベンチに座ってコーヒーを飲む人、寝てる?人…などなど。気持ちの良い休日の朝は、パリジャンもパリジェンヌも大好きです!そして公園の端にはオランジェリー美術館が有ります。建物は小さく目立ちませんが、中に入るとクロード・モネの「睡蓮」を観ることが出来ます。その部屋はこの絵画の為だけに存在し、その中にいると街の喧騒を忘れ、ただただ「睡蓮」の素晴らしさに感動します。

 

言葉では表せない…優しさと、穏やかな空気を感じる…モネはパリの人々に永遠に描かれた自然の前で、瞑想へと誘う安らぎの場を提供する事を望んでいました。すなわち「仕事で疲れ切った神経は、そこで淀んだ水に佇む風景に癒されるであろう。そしてこの部屋は、ここで過ごす者にとって、花咲く水槽の真ん中で、安らかな瞑想を行う為の隠れ家となるであろう」1909年にモネはこのように記しました。