Donkey Skin by Charles Perrault

・・・娘に求婚する王様から、やっと逃げ出したお姫さまは、身分を伏せて、ある国の農家で下女として働きました。薄汚いロバの皮を着て働く彼女を皆は、『ロバの皮』と呼びました。そんな彼女の楽しみは、休みの日に、あの素敵なドレスを身に着けること。こっそり一人、部屋の中で楽しむのでした。
・・・
ある日偶然、その国の王子様が、その着飾ったお姫様の姿を鍵穴から覗き見しました。王子様は、その日から彼女が忘れられなくなりました。でも、身分違いの恋はかなえられないと知る王子様。彼のただひとつの望みは、『ロバの皮』と呼ばれている下女にケーキを作ってもらうことでしたが・・・

王子様の望みが叶い、ロバの皮がケーキを作ります。お姫様はケーキを焼く時に、自分の持っていたエメラルドの指輪を中に入れました。ケーキの中の指輪を見つけた王子様は、この指輪がぴったり合う娘と結婚すると宣言します。そして、指輪がぴったりだったロバの皮と結婚する事に。その後、彼女の身分は公にされて、王様とも仲直り・・・


ハッピーエンドでこのお話は終わります^^

『ロバの皮』の物語の美しいドレスを着たジュモーファッションドール


フランスの詩人シャルル・ペロー(Charles Perrault,1628-1703年)の作品
『ロバの皮 』(1694年に出版)より