Contemporary Doll House in Paris

パ リの朝は暗い。今日も灰色の雲が広がっている。吐く息は白く、本格的な冬が来ている事を知らせてくれる。コートの襟を立て、足早にいつもの道を歩いている と、太陽が顔を出して来た。日のあたる道を行こうと、違う道を歩く・・・細い道は傷んでいて歩きずらいが、通り過ぎる人と肩がふれ合うと、ボンジュールと 笑顔が返ってきて、ちょっと幸せな気分になったり・・・
そんな路地の古いアパルトマンの白い小さなドアを開けると、そこには刺激的でシュールな世界が広がっていた・・・

子 供たちが遊ぶドールハウスを思わせるような箱の中に、まるでそこで生活しているようなリアルな光景を再現している。アンティークのようにも見える古い部屋 の中に、沢山積み上げられた本、机の上の文房具、書きかけの絵、床に落ちている新聞紙、汚れたガラス窓、くたびれた道具たち・・・・ここで何があったの? 誰が住んでるの?・・・見る人々がそれぞれにイマジネーションをかき立てられる、まさにアートな世界! 

フランス人アーティスト、ロナン・ジュムが作り出す作品 (Atelier 4, 2007,   72 x 80 x 140 cm)

当ギャラリーからご紹介いたします。

このタイプのお人形をお捜しの方はお問い合わせ下さい here