Picasso-Pompidou

自然と結びつき、長らく不正確さと怠惰の象徴とされてきた緑。
ゲーテは寝室に緑 を推奨した…は、現実から抽象化しようと焦る、精力的で自発的な近代美術 にとって、嫌われるべき色でしかなかった。最初の抽象画家カンディンスキーが「大きくて健康 な牛が、じっと横たわり、愚かで無表情な目で世界を見つめながら反芻することしかでき ない」と喩えたのも、まさに緑だった。モンドリアンが作品から追放し、アトリエを飾る 造花チューリップの葉を白く塗り替えたのも、緑だった。しかし今日、緑は再び人気を取り戻して いる。私たちは、緑が芝生や賭博台のような遊び心のある色であることを 思い出す。緑は、自然保護を第一義とする人々にとっての規範となるのだ。
 
1908 年にキュビズムへの道を開いたブラックとピカソの共同 作業は、ブラックが 1914 年に前線に赴いたことで終了し ました。1914 年の夏、パートナーのエヴァ・グエル とともに滞在していたアヴィニョンで描かれたこの大きな肖像画 によって、パブロ・ピカソは、コラージュの技法などを通じて 絵画の限界を押し広げてきたキュビズムのプロジェクトを 単独で継続しました。
 
1911年から1913年にかけての最も過激な提案を後にして、 色彩はここで堂々と復活を遂げる。ギター、壁紙、 モールディング、大理石、フルーツバスケットといった、定型的な モチーフの蔓延を鎮めるかのように、色彩は、まるで 絵画が現実に復讐するかのごとく、貼り付ける のではなく、描かれた。このボードレール風の「楽園の緑」は、喜び に満ち、活気に満ちており、1910年代の終わりに具象的 な表現へと回帰する前の、優雅な境地を呈している。
 
パブロ・ピカソ「少女の肖像」1914年7月~8月
キャンバスに油彩、130 x 96.5 cm