Louis Vuitton Doll



寒 い寒いと思っていたら、突然気温が20度をこえて春になったパリ。世界中から観光客が耐える事の無いパリで、2012年3月9日からスタートした「ルイ・ ヴィトン-マーク・ジェイコブス」展を観に行きました。私が訪ねた日は、あいにくの雨模様でしたが、沢山の人たちで賑わっていました・・・
1854 年に世界初の旅行鞄専門店をパリに創業したルイ・ヴィトン(1821-1892)が、19世紀、産業革命の時代を経ていかに革新的な製品を生み出してきた か。そして 1997年からルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターに就任したマーク・ジェイコブスは、21世紀のグロールな時代にいかに新し いクリエイションを発信し、アーティスティックなコラボレーションを行なってきたかなどを見せてくれました。
そんな展示の中で最初に表れたの が、アンティークのファッションドールとそのドレスや小物たち!そして19世紀の女性たちのファッションでした。昔の物たちがパーフェクトコンディション で展示されていて、現代ファッションの頂点とも言えるスーパーブランドも、その歴史や昔を大切に受け継いでいるという思いが伝わって来ました。過去がある から今がある・・・・あたりまえの事ですが大事な事を伝えているんだな〜と、感慨深く思いながら展覧会を後にしました。

「ルイ・ヴィトン は単なるファッションカンパニーではありません。私たちは“ファッショナブル”なものを作り、時代の気分によって変わるファッションのアイデア、カル チャーを生み出しているのです。しかし一方で、ブランドの精神はずっと変わらずに受け継がれ続けています」マーク・ジェイコブス談.